大根<種類と歴史編>

たべもの
大根

今回は大根についての情報をお伝えします。安くて体に良い大根は料理にもよく利用されます。大根は、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の野菜で、日本各地はもちろん中国やヨーロッパでも盛んに栽培されています。

大根の種類「品種と特徴」

大根

大根の種類はさまざまで、現在日本では100種類以上あるそうですが、よく見かけるのは次のような種類です。

青首大根

店先で見かける大根のほとんどがこの品種。辛みが少なく、生食にも向く。

白首大根

昔はこの品種が主流であった。辛みが強く、青首大根より倍も辛いといわれている。

桜島大根

世界最大級の大根。平均30 kgもある。肉質は柔らかく、甘味も強い。煮物や漬け物に最適。

聖護院大根(しょうごいん)

京野菜の一つ。カブのように丸い。甘味が強いので、煮物に向いている。

二十日大根

1ヶ月前後で収穫できることから名付けられた。生食がほとんど。プランターなど家庭でも手軽に栽培可能。

守口大根

もとは大阪の守口で栽培。現在は、愛知の特産物。世界最長の大根。長さ 約2m、太さ 約2cmと細長い。

大根のはてな?

カイワレ大根はダイコン?

双葉が二枚貝を割ったような形をしていることから、『貝割れ』と名付けられたそうです。以前のカイワレは、大根の種を植えて、若葉のうちに収穫されていましたが、現在はカイワレ大根専用の種から収穫されています。

大根は白だけ?

スペインでは、表皮が真っ黒な黒大根や中国・北京周辺で栽培されている中身が赤い紅心大根、その他にも、緑や紫など世界には様々な色の大根が栽培されています。

大根の歴史

大根の歴史は古く、紀元前2500年頃、古代エジプトでピラミッドを建設していた際に、労働者たちの食料として食べられていたそうです。 その後、ヨーロッパやアジアへ広まったといわれています。日本へは中国大陸から伝来し、最古の歴史書『古事記』(712年)に書かれた仁徳天皇の恋歌の一節にも、女性の腕を例え「大根根白(オオネネシロ)の白腕」として登場しています。その後、室町時代頃から一般に生産されるようになりました。


次回は、「大根<栄養編>」をお届けします。