抗ガン剤との併用によるガン増殖抑制効果
<目的>
5週齢の雄のマウスを用い、TFKを抗ガン剤と併用することでガン細胞の増殖抑制にどのような効果がみられるかを試験した。
本試験では、MMC(マイトマイシンC)および5−FU(5-フルオロフラシル)の2種類の抗ガン剤を用いた。
<試験に用いた抗ガン剤>

◎MMC(マイトマイシンC) 0.03mg/kg
 微生物から作り出された抗ガン剤。古くから様々ガンに対して用いられている。


◎5−FU(5-フルオロウラシル) 0.5mg/kg
 主に消化器系のガンに対して用いられる一般的な抗ガン剤。

<結果・考察>
MMC単独では25.1%の腫瘍増殖抑制作用が観察されたが、TFKを併用することで抑制率が42.5%にまで増加。
また、5−FUでは単独でわずか15.2%の作用しか示さなかったが、TFKを併用することで46.3%に増加。腫瘍の増殖抑制を約3倍も向上させる結果となった。
以上の結果から、TFKを抗ガン剤と併用することで、腫瘍の増殖をさらに抑える効果が期待される。ただし、TFKは量が多ければよいというわけではなく、最も効果が高い「至適濃度」がある。これについては各抗ガン剤について検討する必要があると思われる。


【東北薬科大学 薬物治療学教室 石川正明教授による試験結果】
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